Auspicious Stars Shining Over Macao
マカオを代表するランドマークのひとつ、聖ポール天主堂を、金属のダイカット(打ち抜き加工)の線画で表現し、さらに背景のポルトガルタイルと牡蠣殻は、マカオの舗装路とマカオの通称である「濠江」(ホウケン:牡蛎の鏡、マカオ半島周辺の牡蛎の養殖場)を表現しています。ゴールドとブルーのモザイクタイルは、ホテル リスボアのエレガントで歴史のあるモザイク天井を彷彿とさせ、建築をテーマにした細かな線画を使用して、ほかのチェックインカウンターに飾られているアート作品と、ひとつながりになったような一体感のあるテーマを醸成しています。
場所
グランド リスボア パレス 東ロビー
寸法
3,600 mm (W) X 4,295 mm (H)
技法・材質
ミクストメディアパネル

マカオ出身の呉衛鳴(Ung Vai Meng)は、地元の有名水彩画家の甘長齡(Kam Cheong Ling)に師事。マカオ美術協会(Macau Artist Society)の会員で、マカオ文化体(CAC:Círculo dos Amigos da Cultura de Macau)の創設メンバーであり、1999 年には、マカオ芸術博物館(Macau Museum of Art)の初代館長に任命。また、2010 年から 2017 年までマカオ特別行政区政府文化局長(President of the Macau SAR Government’s Cultural Affair Bureau)に就任しています。